ロスパン対策とセントラルキッチンの店舗化を簡単に実現

ヒンメル

東京・大岡山

課題

・天候変動などで、どうしても製造数が読めずに一部がロスパンになることもあった。
・コロナ禍で人流が変わる中、店頭でしか売れないことに課題を感じた。

解決策

・sacriを活用し、日々の事前予約だけではなくロスパン対策セットを販売。
・サテライト店舗機能で、セントラルキッチンを店舗化。

効果

・スタッフの人手を掛けずにロスパン対策を行えるように。
・コストを抑えながら、お客さまのより近くで販売できるように。

大岡山駅近くにあるHIMMEL(ヒンメル)は、ドイツで修行を積んだ金長暢之シェフが2008年にオープンした人気店。ブレッツェルやライ麦パンなどドイツを代表するパンがズラリと並び、地元のお客さまを始め、多くの方がひっきりなしに訪れます。
ベーカリーならではの悩みや、2020年に突如訪れた新型コロナウィルスによる人流変化などの課題に対応するため、2020年の夏にsacriを導入しました。今回は導入背景や導入後の変化について金長シェフにお聞きしました。

sacriの導入以前に抱えられていた課題について教えください。

一番悩んでいたのはロスパンですね。お客さの来店数を予想するのですが、天候が急に変わる日など予想が外れて余ってしまったりすることがどうしてもあって。

対策として夜市という企画でSNSで募集から準備、お会計もしていたんですが、途中で品切れで並んでいる方に残念な思いをさせてしまったり、夕方のスタッフの少ない時間帯なので、お会計で待たせたりということが起きてしまっていました。

そこで何かもっと効率的な方法は無いかなと思っていました。

色々な選択肢がある中で、なぜsacriを選ばれたのでしょうか?

実は2019年の夏頃に知り合いのメーカーの方から「面白いこと考えている人がいますよ」と言われて半信半疑で会ったのがきっかけで。そうしたら、まだ企画段階のsacriを熱く語る代表の大谷パブロ君がいて、まだ企画も荒削りでしたが興味を持ちましたね。

とはいえそもそもまだサービスが形になってなかったので、そのときはそこで終わったんですが(笑)

その後、2020年に入ってあっという間に新型コロナウィルスの波が来て、ロックダウンになって人の流れが全く変わってしまってこれまでの常識が通用しなくなったんです。
「このままだと大変なことになるかもしれない…」という危機感を抱いてた頃に、ちょうどsacriのパブロ君から実証実験を始めたという連絡をもらって、「よし、やってみよう」と思って始めてみたのがきっかけですね。

sacriを実際に使われてみて、いかがでしたか?

お客さまへのサービスの周知をするのが時間がかかって苦労はしましたが、閉店している間にも24時間注文を受け付けているので朝起きると「おお、入ってる!」というのが、すごい新鮮でしたね。これまでは電話が来るとスタッフが張り付いたりと大変だったので。

また、ロスパン対策セットを出品するとプッシュ通知がお客さまに飛んでお知らせしてくれるし、在庫も自動管理できるので来店したのに買えなかったという声が無くなりました。
あとはお会計も済んでいるので、スタッフが渡していくだけになり働き方改革としても機能しました。

このセットをきっかけにsacriを利用してくれる方も多いので、通常商品の事前予約にもつながる流れをもっと作っていけたらと思っています。

ヒンメルさん初の取り組みとして、セントラルキッチンでも使ってくださいました。

当時大岡山の店舗から車で10分くらいの住宅街に、セントラルキッチンを設けていたんです。そこで受け取れたらいいというお客さまからの声もあったのですが、あくまでもキッチンだったので諦めていたんです。ただ、sacriを使うことで「商品」と「スペース」さえあれば、実現可能かなと思って始めてみたんです。

実際にやってみると、近隣のお客さまが朝起きてすぐ注文して取りに来てそのまま朝の食卓で召し上がっていただくなど、日常的にリピートしてくれて、店舗っぽい設えがなくても、焼き立てを届けられる新しい体験が出来ました。

今は保育園やお花屋さんなどでサテライト店舗として展開もしています。

これからのsacriに期待することはありますか?

去年には原価管理サービスが新しく開始したり、株式会社sacriさんは事前予約に限らず色々と僕らベーカリーの課題に応えようと常に考えてくれていると思うので、引き続き期待しています。

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